「家族」を見る見方を変える。「親力アップ講座」開講!


5月28日(日)、「親力アップ講座」が開講されました!



お子様やパートナーをはじめとする「家族」との関係を少し俯瞰的に見られる視点を獲得し、問題解決力をアップしてもらおうというこの学び場。



お招きした講師は、京都国際社会福祉センターの千葉晃央さん。同センターで、不登校、ひきこもり、非行、問題行動など、家族に(家族のどなたかに)起こっている問題・課題を家族と一緒に解決しようとする「家族療法」の面接を担当されています。


「なぜ」問題が起こったのかを追求するのではなく、「これから」できることを一緒に考える未来志向で家族を見つめる家族療法的視点について、お話をいただきました。




私タナカが目から鱗、個人的におもしろいなーと思ったお話がこの3点。


・家族は試験管の中のような閉鎖空間ではない→原因と結果が直線的に因果関係を成しているわけではない(円環的因果律)

・これまでのやり方でうまくいかなかったのであれば、「今までしていないこと」をやってみる

・「正しいかどうか」よりも事態が「動きだすこと」が大事


上記の3点は家族に限らず、人間関係全般に言えることでもあるのではないかと思い、心のノートにひっそりとメモしました。



そしてご参加いただいた保護者の皆様にも、それぞれにいろんなことを受け取っていただけたのではないでしょうか。


自分の所属する組織をこう表現するのは世間一般ではおかしな話かもしれませんが、学びの森フリースクール・ハイスクールにお子様を通わせてくださっているということは、保護者の方が「普通」や「当たり前」とは少し違う道を選択されたということだと思います。


それまでにはおそらくいろんな戸惑いや悩み不安や迷い、ご家族の中でのやりとりがそれぞれにあって、ここに来ることを選んでいただいたかと。そんな皆様にとって、今日のお話はきっと「他人事」なお話ではなかったかと思います。


私は「親」になったことはありませんが、私自身の経験を思い返してみても、話を「他人事」じゃなく「自分事」として捉えて聞くのって、結構大変です。


ああこんなことしてしもたなぁ。こんなこと考えてもなかったなぁ。そうか、あの時の私に大丈夫やでって言ってあげたいな。もうちょっとこうした方がよかったかなぁ。これからどう考えたらいいんやろう。


自分の出来たことと出来なかったこと、したいこととしたくないこと、後悔と反省ともどかしさと安心。いろんな過去と感情の蓋を開けて、痛みと共に思い出したり考えたりしないといけないから。

(そうすることが億劫で、すぐに「他人事」モードに入ってしまう己への自戒も込めつつ。)


そんな工程を経て聞いたお話で、「『なぜ』問題が起こったのかを追求するのではなく、『これから』できることを一緒に考えましょう」という言葉を与えてもらい、私自身の「家族」をはじめとする人間関係の見方に新しいものを持ち込んでくれた、親力アップ講座となりました。


ただーし!

これを日常の場で意識できるようになったかと言えばまだ何とも言えません。頭のすみっこに置いて、意識できるようにしたいところです(弱気)




さて、第1回となった今回は「家族療法」の考え方の基本をお話しいただいたので、次回はより具体的な例と共に話をしていただく予定です。

次回、第2回は10月22日(日)開催予定。


保護者の皆様の引き続きのご参加、お待ちしております!

一般社団法人さよなら不登校

不登校やひきこもりの若者と保護者のサポートを目的とした団体です 不登校相談やカウンセリング、学びの場や交流の場を用意しています

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